生徒総会

5月21日(水)

　5、6時間目に全校生徒で生徒総会を行いました。校長から「みんなは生徒会の会員です。学校のさまざまことに目を向け、関心をもって臨んでほしい。そして、自分自身はどのように動いていくのかを考える機会にしてほしい。」という話をしました。生徒会長からは「生徒総会は現在の川通中学校についてさらに知ってもらい、その中から出た質問や意見を話し合う場です。一人ひとりが自分の意見をもち、積極的に参加しましょう。そして、川通中学校をさらに良い学校にできる機会であるという意識をもって、有意義な会議にしていきましょう。」という話をしました。

　校長や生徒会長の話のように、全校生徒から多くの質問や意見が出てきました。回答しきれない質問や意見については、2学期に行われる学級委員と各委員会長・部活動の部長から組織される中央委員会で検討することになりました。どの質問者も堂々と立派な態度で質疑応答していました。事前に質問内容について、生徒と教員が歴史的背景を調べながら検討し、質問に答える様子は「生徒の　生徒による　生徒のための総会」になったと思います。

　生徒総会は、全員が話し合いに参加する「直接民主主義(直接民主制)」と言いますが、現在の政治は選挙によって代表者をえらび、その代表者が議論や意志決定を行う「間接民主主義(間接民主制、代表制民主主義)」をとっています。社会に出ても直接民主制や間接民主制の場に立ち合うことがあります。社会の制度を知る目的でも、2学期に予定されている生徒会本部役員選挙に臨みましょう。