第2回学校運営協議会

11月19日(水)

 第2回学校運営協議会・いじめ対策委員会を実施しました。学校からは、「川中today」をもとにした教育活動の様子や生徒指導、教育相談、学校課題研究の現状についてスライドにまとめて報告し、委員の皆さまからさまざまなご意見をいただきました。

 また、今回は、各学年の代表生徒から、キャリア教育の一環として実施した体験学習の報告を行いました。1年生は、1学期に地域で働く方々「自治会」「岩槻警察署」「岩槻タクシー」の話を聞きに行ったフィールドワークを終え、「仕事とは最初はお金をもらうだけと思っていたけど、仕事が誰かの役に立つことだと知り、自分の将来のために勉強して、努力を重ねて、自分が将来なれる職業の種類の幅を広げて、夢を実現させていきたい」と力強く話してくれました。2年生は、1学期に実施した職業体験「未来くるワーク体験」について、実際に3日間働いたことで、仕事の大変さを実感し、今まで以上に親や社会に対する感謝の気持ちが高まったことや何よりも仕事のやりがい、楽しさに気付いたことについて、実体験をもとに話してくれました。3年生は、つい先日行った「赤ちゃん・幼児触れ合い体験」について、夏から用意したおもちゃを楽しそうに遊んでくれたことでの嬉しさや年齢・それぞれの子に応じた関わり方の大切さに気付けたと同時に自分自身の成長をここまで支えてくれた親やすべての人の愛について振り返り、自分の将来の夢「保育士」「助産師」「看護師」への意気込みを熱く語ってくれました。最後に4組は、生活単元学習「夏祭り、合唱祭看板づくり、防災フェア企画展」について、スライドも活用しながら、アドリブも交えて、初対面の大人に対しても物怖じすることなく堂々と発表しました。この半年間、さまざまな活動で他者との関わりを通して身につけてきた「自信」が表れていました。

 生徒の発表を聞いた委員さんからは、「立派にたくましく成長している姿を感じ取ることができた」「生徒の様子から、日ごろの学校での指導が丁寧に行われていることを感じた」といった感想をいただきました。その後の熟議では、「学年ごとに違ったキャリア教育の体験学習が行われていて、将来について考える機会があってよい」「こうして大人の前でプレゼンテーションをすることで、社会に出て必要なスキルが身についていく」「仕事を『自分のため』にと考えるだけでなく、『何かのため』『誰かのため』と考えられるように、地域全体でキャリア教育を進めていくキーワードが生徒の発表を聞いて見いだせたのではないか」といった問題提起・意見をいただきました。

 会議の内容を踏まえ、学校運営の改善を図ってまいります。また、学校や地域、家庭の課題を共有して、共通の目標・ビジョンをもち、地域一体となってキャリア教育を推進していけるよう、保護者のみなさま、地域のみなさま、今後とも、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

 詳細については、議事録をHPに載せていますので、こちらからご確認ください。

  • 2025年11月21日 10:47

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