9月16日(水) 「夢工房 未来(みら)くる先生 ふれ愛推進事業」
カテゴリ: 日常、行事
さいたま市では、地域にゆかりがある方を講師に選定し、講演や体験学習等を行うことを通して、子どもたちの好奇心を伸ばすことや地域への愛着を深めること、そして、キャリア教育の一環として、望ましい勤労観や職業観を育成すること等を目的として「夢工房 未来(みら)くる先生 ふれ愛推進事業」を行っております。
川通中学校では、今年度、未来くるワーク体験でもお世話になり、そして、80周年記念事業での記念品作成に多大なるお力添えをいただいた、三春工務店の佐藤様、直島様をお招きして全校生徒を対象に、ご講演と体験活動を行っていただきました。
講演では、「出逢いに感謝~七転八起~」という演題で、大工を志したきっかけや一人前の大工になるために大切にしてきたこと、働く喜びや仕事のやりがい等について、お話いただきました。「人に好かれることでチャンスが来る。」「出逢いに感謝し、謙虚に学ぶ姿勢で、七転び八起きのだるまのように、何度失敗してもめげずに立ち上がる精神が大事!」など、佐藤様、直島様から、すばらしい人生にするための多くの示唆に富むメッセージをいただき、生徒たちは、自分の人生について考える貴重な機会となりました。
また、体験活動では、プロ職人直島様と未来くるワーク体験学習でお世話になった代表生徒2名のカンナ削りを目の前で実演してもらいました。代表生徒たちは、緊張しながらも3日間で教わったコツを意識しながら、少し慣れた様子の手つきで削ることができていましたが、熟練の職人のカンナ削りは、まさに芸術です。「スサァ~~~~ァァァ・・・」音までも美しく、音が消えたあとも、耳の奥に残る微かな残響とほのかに香るヒノキの香りに会場中が一瞬にして、惹きつけられました。今もまだ、その響きが耳に残っているようです。均一に向こう側が透けて見えるほど薄く、リボンのように途切れずに削りだされた「削り華」。生徒たち、教職員は、立ち上がりながら、食い入るように、努力で磨かれたプロの技を見つめながら、感嘆の声があがっていました。木の性質を見極め、何年何十年と共にしてきた相棒「カンナ」の刃の出方をミクロン単位で調整し、その日の気温や湿度、手の感覚すべてを研ぎ澄ませて初めて生まれる絹のように薄くて美しい「削り華」。「ただ木を削るだけ」に見えるカンナ削りですが、簡単なようで、ものすごく奥深い世界であることを学びました。簡単そうに見え、誰にでもできそうな『基本』のなかにこそ、職人の仕事の極意とプロ魂が宿っています。『実力の差は、努力の差』ですね。
生徒のみなさんは、今回の講演と体験活動を通して、自分の将来、人生について考える大きな機会となったと思います。佐藤様自身が人生を通して培ってきた人生訓である一つひとつの言葉を噛みしめながら、本校校訓「夢を実現」について考えて、行動していきましょう。謙虚に学び、人に好かれることでチャンスをつかみ、挑戦して挑戦して、たとえ失敗してもめげずに立ち上がり、そしてまた挑戦する。人生、その繰り返しです。そのすべての経験が、自分自身を必ず成長させてくれます。どんな職業もこの世の中には必要です。仕事を通して、社会に貢献し、自分の人生に誇りをもって語れる人を目指しましょう!
未来(みら)くる先生として、講演と体験活動を行ってくださいました三春工務店佐藤様、直島様、ありがとうございました。
- 2026年09月24日 15:26



