生徒総会

5月22日(水)

 5、6時間目に生徒総会を行いました。はじめに校長から「聖徳太子の『和を以て貴しと為す』」「協力・協調・協和を通して、今後の川中やみなさんの生活が、よりよいものになるとともに充実した学校生活につながることを期待する」「学級や委員会、部活動で話し合ってきた内容をこの生徒総会の場で活発に議論してください」という話がありました。また、開会の言葉では生徒会の生徒から「有意義な会にしましょう」とありました。実際に8つの質問、4つの意見が出ました。質疑の中で自分たちの学校生活について深く考え、生徒会としての基本的な事項について話し合うことができたと思います。今回の生徒総会は疑問が解消する、有意義な話し合いだったのではないでしょうか。

 学校の生徒会活動は行政の仕組みと似ています。例えば「政府は生徒会、省庁は委員会、国が学校」などです。学級の代表である学級委員が選ばれる方法も選挙と同じですね。学校生活のなかで民主制について実体験しているのです。公正な選挙によって、代表が選ばれ、委員会などで実際に取り組みを行い、報告・改善していくのです。当事者意識をもちながら、自分たちの学校をよりよくしていくという気持ちをもって過ごしていきましょう。聖徳太子の言葉の意味のひとつに「争いを避けるだけが和を大切にすることではなく、安易に妥協せずにお互いに納得できるまでしっかり議論するべきである」との意味もあります。この言葉の意味についてよく考え、日ごろの学校生活に反映できるといいですね。

  • 2024年05月22日 17:30

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