2年生　未来(みら)くる先生

10月11日(金)

　さいたま市では「夢工房　未来(みら)くる先生　ふれ愛推進事業」を行っております。川通中学校では、地域にゆかりのある方として、学校運営協議会委員　常源寺住職　六沢様をお招きして2年生を対象に講話と体験活動を行いました。講話では、「心を耕す」という題目で植物と人を関連させながらお話をいただきました。その中で、「植物の種は成長する力がある。水、光、肥料などいろいろな条件がある。人もいろいろな経験や出会い、親や先生からの言葉が心を耕す肥料となる。すべての経験が今の仕事に役立っている」「今努力しておくことが人生の貯金、将来の自分の選択肢を増やすことになる」という話を頂きました。

　自分の人生を考えていく中で、「出会い」や「選択肢」は大きな転換点となります。書物との出会い、恩師との出会い、友人との出会い、人との出会いによって自分の人生が豊かになることがあります。また、自分の夢や実現したいことをかなえるための方法・選択肢は複数個あります。しかし、どの選択肢を選ぶのか・選ぶことができるのかといった可能性は狭くなってしまうものです。より確実に実現させるためには、六沢様の話にあるように「縁起(親への感謝、他人への思いやり、生物への感謝の気持ちを常に忘れない)を大切にし、脚下照顧(当たり前のこと、平凡なこと、簡単なことに手を抜かずに全力で取り組む)すること」にかかっているのではないでしょうか。

　今回、講話を聴いた2年生は、自分の将来に向けて、校訓である「夢を実現」について考えてみてください。未来(みら)くる先生として、講話と体験活動を行ってくださった六沢様、ありがとうございました。

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