技術の授業「丈夫な構造」

5月20日(火)

 技術の授業で「丈夫な構造」について学習しました。「四角は小さな力で変形してしまう」段ボールでの実演を見た後、「一本線を入れると・・・」との説明から、「四角の段ボールに斜めに線を入れたものに、同様に上から力を加えても変形しない」実演を見て、「ほんとだ~。なるほど~。」との反応の声。そして、技術の先生の図での説明から、□に一本線を入れると、△が二つできることを知り、三角形は丈夫な構造であることを学びました。さらに、「外の鉄塔は三角形」や「校舎にも、耐震工事で斜めに補強されている」との説明から、生徒たちは一斉に外を見ながら、「ほんとだ~!へぇ~すごーい!!」と興味津々に覗き込みながら、その形を確かめていました。学んだ知識が身近なものと結びつき、今までは当たり前のように目にしていても、なぜ、そのような形をしていたのか疑問にも思わなかったことが、形の意味を理解し、新しい気付き、発見につながりました。生きた学びとなった瞬間です。地震等から壊れにくい建物をつくるために、三角形を利用する方法があり、それを「トラス構造」というのだそうです。スカイツリーにも採用されているのだとか。知らないことを知ると、見えている世界が変わって見えてきます。学ぶって楽しいですね。

  • 2025年05月20日 14:50

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