スマホ・タブレット安全教室「真偽を見極める力」

6月12日(木)

　トレンドマイクロ株式会社　長谷川泰様を講師に招き、スマホ・タブレット安全教室を全校生徒で行いました。インターネットとAIの安全性や危険性について、学びました。

　インターネットは使い方を間違えると、簡単に被害者や加害者になってしまいます。長谷川さんから「努力が将来報われるように、無駄にならないように、インターネットの危険性を避けてほしい。」という強いメッセージが送られました。インターネットは、インフラになっており、「誰でも」「簡単に」アクセスすることができます。悪意を持っている人もいるため、インターネットの何が怖いのか、何が危ないのかを理解することで、気を付けることができるようになります。写真の写り込みによって、ストーカー被害に遭ってしまった事例や悪ふざけによって、デジタルタトゥーになってしまった事例など多くの事例から、危険性を学びました。また、AIを悪用すると、口の動きに合わせて、あたかもその言葉を話して見えるディープフェイク動画を簡単に作ることができることを学びました。「真偽を見極める力」を身につけることが、ディープフェイクや不正アプリ、不正サイトから身を守ることにつながります。また、複数の情報源にあたることで、情報の正しさを確認することができます。

　生徒の感想「このサイトって大丈夫かな?とかちゃんと見てから、サイトを信じようと思いました。」「インターネットは普段、何気なく使っているのに、こんなに危ないものだとは知らなかった。知ることができてよかった。」「今日学んだことを身近な人に伝えたいです。」にあるように、スマホ・タブレット安全教室を通して学んだことを、日常生活に生かしていきましょう。

　様々な情報であふれているこの世の中。「真偽を見極める目」をもつことは非常に大切です。この目を養うためにも、この中学生のうちに正しいことを学び、自分の頭で考える力をつけましょう。