講話・表彰朝礼

10月9日(木)

 体育館空調工事に伴い、本日の朝礼はオンラインで実施しました。先日行われた新人戦等の表彰を受ける生徒が会議室に集合し、校長先生から直接手渡しで賞状を受けとっている様子を各教室に配信しました。オンラインであっても、表彰される生徒たちは、所作が美しく、素晴らしい態度でした。そして何より感動したのは、教室で見ている生徒たちの拍手の音が会議室にまで聞こえてきたことです。コロナ明けの久しぶりの画面越しでの朝礼でしたが、心が通い合う時間であり、川通中生の素直さを感じる瞬間でもありました。

 表彰後は、校長先生から、駅伝の練習中に倒れて亡くなった桐田明日香さんについての講話がありました。さいたま市は、9月30日を「明日(あす)も進む いのちの日」として制定し、明日香さんやご家族の想いを受け継いで、各学校でAEDの設置場所の確認や点検を行い、命について改めて考える大切な日としています。校長先生からは、当時の教育長であった桐淵教育長が、明日香さんの弟の夢「救命救急士」について書かれた文章の範読がありました。「人の命を助けたい」「大切な人を守りたい」そんな強い使命感をもって夢の実現に向けて努力をしている明日香さんの弟のように、私たちも、誰かのために、何かのために心から「こうしたい」と思える夢を見つけ、その実現に向けて努力していきましょう。それが「いのち」を大切にするということですね。

  • 2025年10月09日 19:21

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