生徒考案給食

12月13日(金)

 本日、1年2組の生徒が家庭科の授業で考えた献立の給食でした。1年生の全生徒が家庭科の授業で学習したことをもとに、夏休みの宿題として各自テーマ・栄養バランスを考え献立をたてました。その中からクラスで発表・投票して本日のメニューに選ばれました。今日の献立のテーマは、「しれっとSDGs献立」です。フードロスを減らし、栄養を摂取するために、ポトフの人参と大根の皮をむかずに調理しています。また、大根の葉も捨てるところを最小限にしました。生徒のリクエストに合わせて普段の給食より具材が大きく調理したり、普段使わない材料を使ったりと生徒の意図を組んだ栄養教諭や調理員さんのはからいがありました。

 給食の時間に、栄養教諭と調理員さんが献立を考案した生徒に調理中の写真や感謝の言葉を伝えにきてくれました。献立を考案した生徒は、突然の訪問に驚いている様子でしたが、自分の考えた献立が実際の給食のメニューとなり嬉しそうな様子でした。クラスメイトもおいしそうに食べ、残飯0でした。

 SDGsには17の目標があり、人権、経済・社会、地球環境、さまざまな分野にまたがった課題が分類されています。食に関する目標は、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「海の豊かさを守ろう」など複数あります。日本は食材や水ともに豊かな国ですが、世界的に見ると貧困や飢餓に苦しむ地域もあります。資源は有限です。生産者、調理した人に感謝することはもちろん、今の豊かな環境に感謝し、後世にこの豊かさをつないでいくことも大切です。川中生のみなさんも、普段から残飯0を実現するとともに、日常生活でも資源を大切にしていきましょう。

  • 2024年12月13日 17:07

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