第79回体育祭
カテゴリ: 行事
9月13日(土)
本日、第79回体育祭を実施しました。昨晩のあいにくの雨により、グラウンド状況がよくなかったのですが、教職員や係の生徒たちで早朝からグラウンド整備や準備を行い、予定どおり開会式を行うことができました。そして始まった体育祭では、一糸乱れぬ行進、気合いの入った生徒会長の言葉、そして体育祭実行委員長の魂を揺さぶる選手宣誓、指先までピンと伸びた美しい川中ストレッチ、歯を食いしばりながらの全力疾走、全力ジャンプ、全力競技、最後の最後まで持てる力すべてを出し切って戦う姿、クラス学年関係なく、全力で頑張っている人に対して全力で手を叩きながら、大きな声で声が枯れるまで応援している姿、係の仕事を真剣な眼差しで自分の役割を責任もって果たす姿、仲間が転んだり、失敗して落ち込んでいたりしたら優しく励ます姿、勝った時の満面の笑み、ガッツポーズ、負けた時の全力で悔しがる姿、心からの涙…どの場面も、どの光景を思い浮かべても、本当にかっこよく、素晴らしかったです。特に、本日は、突然の雨により、一時競技が中断し、グラウンド整備が必要になったり、競技順番が入れ替わったり、予定の場所ではなかったり…様々な変更が生じてしまい、足元も万全な状態ではありませんでしたが、予定どおりではないことに、臨機応変に対応し、自分たちの力を発揮できた川中生の真の力を感じました。自然には逆らえないし、どうしようもないことは人生の中でも起こりえます。いつどんなことが起こるかどうか、予測がつかないこともあります。思い通りにいかないことは山ほどあります。そのようなときに、マイナスな気持ちになったり、何かの誰かのせいにしたりすることは簡単ですが、置かれた状況の中で、練習してきたこと、積み重ねてきた努力、自分や仲間の力を信じて、本来の力を出し切ることはなかなかできることではありません。それができる川中生は本当に素晴らしい!今回の体育祭、それまでの取り組みを通して、たくさんの学び、成長がありました。これからのさらなる成長を期待しています。
本日、ご来校くださいましたご来賓、保護者・地域のみなさま、ありがとうございました。校庭の砂入れに力を貸してくださいました卒業生のみなさま、本当にありがとうございました。
- 2025年09月13日 16:29