プール開き
カテゴリ: 日常、行事
6月24日(月)
本日、プール開きをしました。早速2年生がプールに入り、水泳の学習が始まりました。2年生はクロールと平泳ぎ、着衣泳、メドレーリレーをやる予定だそうです。水泳は水の物理的特性である「浮力、抵抗、水圧」などの影響を受けながら浮く、呼吸をする、進むというそれぞれの技術の組合せによって泳法が成立している運動です。「浮力」や「水圧」は中学校3年生の理科で学習する内容です。浮力は水に入っている体積によって変化し、水圧は水の深さによって変化します。また、大きく息を吸うことで肺が大きくなり、浮力が大きくなります。その結果、浮くわけです。
水泳は全身の動きをコントロールする必要があり、今まで考えることの少ない「自分の体の動き」を意識するよい機会です。自分の体を客観的にみて、動かし方について考えてみましょう。また、プールカードの記入を忘れないようにしましょう。普段と異なる「水の中」という環境は、陸上で暮らすヒトにとっては異常な環境であり心身ともに疲れるものです。バディで相手の様子を随時確認するのは、相手の体調を確認するという意味があります。プールは楽しい場ですが、一歩間違えれば命にかかわる危険性もあります。自分の健康管理はもちろん、バディの健康管理にも気を付けてみましょう。これも安全の観点で考えれば「自助」「共助」につながる視点です。
最後に体育の先生からメッセージをいただきました。「指示を聞いて、安全に、楽しく水泳の学習をしましょう。」「チャレンジ」「1mでも多く泳ごう。」みなさん、安全に、楽しく泳ぎましょう。
- 2024年06月24日 18:07