1、2年生「未来(みら)くる先生」

9月18日(木)

 さいたま市では「夢工房 未来(みら)くる先生 ふれ愛推進事業」を行っております。川通中学校では、地域にゆかりのある方として昨年度に引き続き、本校50期卒業生であり、学校運営協議会委員の常源寺住職 六沢純光様をお招きして1、2年生を対象に講話と体験活動を行っていただきました。

 講話では、「心を耕す」という題目で、修業時代の経験や住職になるまでの職業経歴を通じて、多くの示唆に富むお話をいただきました。「成長とともに将来の夢は変わっていい」「いろいろな職業を経験してきたけど、すべての経験が仕事に役立っている。どこかで役に立つときが必ずくるから1つ1つ真剣にやることが大切。」「『人との出会い』って本当にすごい。すべての人との出会いが自分を成長させてくれる。」「今努力しておくことが人生の貯金、将来の自分の選択肢を増やすことになる。すべての経験が肥料となる。無駄なことは一つもない。」というメッセージを頂きました。そして、「成長するために植物は土だけでは育たない。水や日光、肥料や世話などさまざまなものが必要である。人も同じでさまざまな経験や出会い、親や先生、友人等からの影響を、あらゆる物事とのつながりなどが合わさって成長し、「結果」が生じる。それを『縁』という。」ということを教わりました。

 また、体験活動では、イスに座ったままできる「坐禅」を教わり、実際に5分弱坐禅体験を行いました。いつになく真剣な様子で座禅をしていました。日頃ボーっとすることや無になることを坐禅だと教わり、日常的に無意識にも気持ちを切り替えたり、落ち着かせたり、集中したりするために、自然と行っていることを知りました。

 今回、講話を聴いた1、2年生は、自分の将来に向けて、校訓である「夢を実現」について考えて、行動してみてください。すべての経験が自分自身を成長させてくれます。『縁』を大切に、普段の生活から、さまざまなことに挑戦し、自分の人生を豊かにしていきましょう。

 未来(みら)くる先生として、講話と体験活動を行ってくださった六沢様、ありがとうございました。

  • 2025年09月19日 18:38

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